『蓮霧』第11号 好評発売中!

中国の微型小説(ショート・ショート)の翻訳集

 

 

『凌鼎年ショートショート選』 好評発売中!

中国の著名なショートショート作家凌鼎年の翻訳集(詳しくはこちらをご覧ください)

書評が『Fuji Sankei Business I 』(2019年1月7日号)に載りました

微型小説とは

微型小説」とは、日本の「掌編小説」「ショートショート」に相当する短篇小説よりさらに短い作品の中国における名称です。中国にはほかに「小小説」「超短篇小説」「一分間小説」など三十を超える名称がありますが、よく使われるのは「微型小説」と「小小説」になります。台湾では「小小説」のほかに「極短篇」という名称が好んで使われ、香港では「微型小説」「小小説」のほかに「迷你(ミニ)小説」という名称も用いられています。

 中国では1980年代の初めから「微型小説」「小小説」が盛んに書かれるようになりました。以来30年、盛況と言える状況が続いています。その盛況ぶりは、東南アジアの華語圏にも波及しており、日本を始め他の国には見られない中国(および中国語圏)独自の現象にもなっています。

 

 

      中国大陸の微型小説   渡邊晴夫

 

      微型小説の形式と技法  渡邊晴夫

 

      名作の条件―空白、余韻 渡邊晴夫

 

 

 

 

  作品紹介

 

  本研究会で翻訳した微型小説の作品をいくつか紹介致します。

 

麦わら帽子   史鉄生

 

婁城の逸物   凌鼎年

 

         朱老曹     孫方友

 

       空のお弁当   謝志強

 

       生死の境目  袁炳発

 

       井戸端     莫 言

 

       大人になること 凌鼎年

 

       但だ人語の響きを聞く 劉国芳